黄昏流星群 コワ~55

不倫は不倫

何処まで行っても浮気

二人でよく行っていた居酒屋で、栞(黒木 瞳)が食事し帰ろうとした時に、完治(佐々木 蔵之介)が入ってきた。

娘が、自分よりも年上の大学教授と駆け落ちして出て行ったこと、弁護士の婚約者がいた事、そしてあとは結婚するだけだった事を話し出した完治(佐々木 蔵之介)

「娘を止められなかった。・・・娘の気持ちが良く分かるからです。好きになってはいけない人を好きになる気持ちが。娘が言ってました先生と結婚したいわけじゃない・・・俺も同じです。ただ一緒にいたい。1分1秒でも長く」と語る完治(佐々木 蔵之介)

大将の徳田(小野 武彦)に話しかけるふりをする完治(佐々木 蔵之介)は

「俺には家族がいます。妻がいて娘がいるんで、・・・でも、どうしょうもないんですよ。家族を裏切りたくない・・・でも、同じくらいどうしょうもなくその人を求めてしまう。毎日でもあいたい、声が聴きたいと思う自分がいるんです。この気持ちが抑えられない。」と、告白する完治(佐々木 蔵之介)

「私も、一緒です。瀧沢さんに会えるのが、ほんの少しの時間でも、それが心の支えになっていました。・・・一日に一度あなたに会えるのが私の生きていく力になりました。・・・あなたが好きです。」と、声を震わせながら栞(黒木 瞳)は答えた。

いくらかっこつけたって、不倫は不倫ですよ。

真璃子(中山 美穂)に、筋を通さない二人は、未来など有り得ませんよ。

完治(佐々木 蔵之介)さん、すべてあなたが悪いんです。