大恋愛  泣ける 147

喜ぶ母

蘇った記憶!?

「おかあさ~んと」と、言って恵一(子役 加藤斗真)は、真司(ムロ ツヨシ)から尚(戸田 恵梨香)の元へ駆け寄った。

「恵くん、おかえりなさい。」と、言って尚(戸田 恵梨香)は、恵一(子役 加藤斗真)を抱きしめた。だが、どこから帰って来たのか、何故かえってきたのか、どうしてみんないるのか、一体何があったのかも分からない尚(戸田 恵梨香)だった。

「お母さん勝手にいなくなってごめんさい。」と、謝る恵一(子役 加藤斗真)に、理由の分からない尚(戸田 恵梨香)は「どうして?」と、聞く。

周りにいる人を顔を、そして真司(ムロ ツヨシ)の疲れ切った顔を見る尚(戸田 恵梨香

そして、理由は思い出せないが、自分のせいだとだけ認識する尚(戸田 恵梨香

自分のせいで、真司(ムロ ツヨシ)は、こんな疲れた顔をしているんだとおもった尚(戸田 恵梨香

尚(戸田 恵梨香)は、『ゴメンなさい』と言う変わりに、ギュっと恵一(子役 加藤斗真)抱きしめた。

尚(戸田 恵梨香)さん、
自分では、アルツハイマーで認識できない大変な事が起こった、いや起こしてしまったんだとは、分かっているようですね。自分が怖くてたまらないんですよね。

真司(ムロ ツヨシ)さん、
おそらく、恵一(子役 加藤斗真)くんが無事で良かった事と、目を離せなくなった尚(戸田 恵梨香)に、これからどう向きあって行けばよいのだろう。自分たち家族の為に、ただ3人で幸せに暮らすために、もっと仕事をセーブしないと、いっそのことしばらく執筆を中止する方がいいと、考えているのでしょうか?

それとも、尚(戸田 恵梨香)さんにお前のせいなんだよ。言葉に出しては言わないが、正直もう疲れたと思っているのでしょうか?