表彰(10月スタートドラマ 作品編)

優秀作品賞

発表

この10月クールは、正直並レベルが多くなりました。
何度見ても楽しめる、何度見ても泣ける、何度見ても笑える、何度見ても感動する、が選ぶ基準としています

1位  大恋愛~僕を忘れる君と~

2位  黄昏流星群

3位  該当なし

【選考理由】

大恋愛~僕を忘れる君と~

これは、皆さん文句のないところでしょうね。

若年性アルツハイマーに犯されて、病が進行し、やがて夫も母も息子も分からなくなってしまう尚さん。そんな尚さんのおかげで、再び小説家として脚光を浴びる真司さん。それでも、なお愚直なまでに献身的に尚さんを支え抜く、感動作品でした。

『尚ちゃんじゃなきゃ、尚ちゃんじゃなきゃ、尚ちゃんじゃなきゃ絶対嫌なんだ』は、今も耳に残っています。

忘れてはいけないのは、途中で出てくる同じ若年性アルツハイマーの松尾の存在ですね。ストーリーに奥行きを作ってくれましたね。

黄昏流星群

娘の不倫、夫の不倫、妻と娘の婚約者の怪しい関係。最初は、アダルティーで過激すぎる内容だなと思って敬遠しそうでしたが、それぞれが、その立場で家庭を壊さないように少しずつ我慢していることが伝わり、やがて家族は解散し、それぞれが責任を持って自由に独り立ちしていくドラマでした。ある意味羨ましく思う所もありますが、俳優さんたちの言葉の美しさ、丁寧さが、より一層の味わいを出した落ち着いた作品でした。

本来なら、もう一つ作品を選ぶところなんですが、これを選びたいと言う作品がありませんでした。非常に残念です。下町ロケットか視聴率の良かったリーガルV 元弁護士・小鳥遊翔子か選ぶべきでしょうが残念です。

 

このシリーズは、前評価の高かったドラマは全滅でした。
ですが、年明けから新しく始まるドラマに期待しています。

各ドラマ制作関係者の方々、よろしくお願い申し上げます。