フルーツ宅急便

フルーツ宅急便 感想

世の中の矛盾

風俗店で働くのデリヘル嬢にスポットを当てたドラマで、世の中の矛盾を感じます。

今回の主役は、源氏名・スダチ(内田慈

彼女は、今年高校生受験の子供を抱える母親でもある。昼間は別の仕事をしていたが、休みにデリヘル店『フルーツ宅急便』で働いていた。何かと子供にお金がかかる時期でもあり、出勤日数を増やすように咲田(濱田岳)に頼んでいた。

そんなある日、オーナーのミスジ(松尾スズキ)が、スナックで店の客と飲むスダチ(内田慈)を発見し、尾行すると二人はホテルに消えていく・・・店の外で客と会ってお店の取り分を取っていたのだ。

翌日、ミスジ(松尾スズキ)は咲田(濱田岳)に、スダチ(内田慈)をクビにし罰金100万円を支払うように話をつけろと命じる。

その一方で、咲田(濱田岳)は中学生の同級生のえみ(仲里依紗)がデリヘルで働いていることを知るが、えみ(仲里依紗)から壮絶な過去を聞かされてショックを受けていた。えみ(仲里依紗)は中学生の頃に本当に自殺しようとしていたのだった。

スダチ(内田慈)を呼び出した心優しき咲田(濱田岳)は、クビと罰金を一度は伝えるが、泣かれてしまい、罰金は立て替えようとするが、何もかもお見通しのミスジ(松尾スズキ)が現れて、話をまとめてしまう。スダチ(内田慈)は、ソープランドで働く事になる・・・

風俗で働く、或は働かざるを得ない悲しき女性たち。理由はそれぞれあるが、悲しき人生ですよね。援交とかパパ活しているような女子高生とは違い、子供がいたり、生活の為にとかが理由だと悲しすぎますよね。そういう人たちも安心して普通に生活できるように働ける社会になる方が、外国人の受け入れよりも先だと思うのですが・・・

どんどん日本が悪い方向に向かって進んでいるような気がしてなりません。
政治家の皆さん、利権ばかりに奔走しないで頑張ってくださいよ!
だから例外なく政治家は悪人顔になるのでしょうね。
特技が隠ぺいの官僚の皆さん、天下り先の事しか考えていないでしょ!

また、職業として成立しているという現実もあります。多くの人のご意見を聞いてみたいですね。

深夜ドラマですが、非常に内容の濃いドラマです。たくさんの方に見て欲しい出ラマです。