番外編 奇跡の人

奇跡の人  梅田芸術劇場

番外編です。奇跡の人 大アッパレ!

今日は、梅田芸術劇場シアター・ドラマシティで、奇跡の人を観てきましたが素晴らしかったです。

サリヴァン先生役を高畑充希さん、ヘレン・ケラーを鈴木梨央さんの舞台です。プラチナチケットをゲットできて良かったです。見えない、聞こえない、話せない、三重苦の有名佐作品ですよね。

冒頭から鈴木梨央さんの獣のような動きと声に圧倒されました。4列目で良く見えたのですが、目を荘園が合わないように黒目を上に向けて、決して目を合わさない細かな技を使っていました。セリフがなくても圧巻の演技力を見せつけてくれました。

そして高畑充希さんのすごく通る声は秀逸でした。舞台で芝居するには滑舌よく、通る声が絶対条件ですが、群を抜いています。コミカルな動きや、教えても教えてもヘレン・ケラーに理解してもらえない苦しみと葛藤を、小さい体を目いっぱい使って表現してくれて、後ろの席の方も見やすかったでしょうね。高畑充希さんの一番素晴らしいのは、セリフの間ですが、ヘレン・ケラーの父アーサー(キャプテン)役の益岡徹さんとの言い争いの間が素晴らしすぎました。

テレビでもみたい女優さんですが、これだけ面白く、感動させられる女優さんなので舞台にも、もっと出て欲しいですね。ミュージカルにも出て欲しいですよね。

ヘレン・ケラーの母ケイト役の江口のり子さんの美しい事。背が高いので舞台では映えますよね。最近テレビでは、謎の中国人役とか、どぎつい関西弁を使う役が多いのですが、鈴木梨央さんを抱きしめるシーンでは肩を震わせている細かい演技をされていました。

感動のラストシーンでは、高畑充希さんの演技に涙が止まりませんでした。

腹違いの兄役の須賀健太さんもすごく通る声で舞台を盛り上げてくれましたよね。

そして、犬を動かしている方が、細かい動きをさせていて、まるで本当の犬のように感じました。

本当にいい芝居を見せてもらいました。劇場は満席で大盛況のようでした。

こんなにいいお芝居を観れたことが奇跡な一日でした。