モコミ～彼女ちょっとへんだけど～　感想

ひかる富田靖子さんの演技力

モコミ～彼女ちょっとへんだけど～で主演のモコミ（小芝風花）を人から遠ざけて育てた母・華子役　　（富田靖子）

今、過保護で疎ましく思われる母親役をさせたら日本一かもしれないですね。第二話では、モコミ（小芝風花）にキレられてしまいました。そして優しい旦那さん役の田辺誠一さんにまでキレられてしまいます。

家族のために良いと思ったことを一所懸命に、ただ愚直なまでにまっすぐに、自分の考えに疑いを持たずに、ただ家族のためになると思って行っていたことが、少しづつ蓄積して歪を生んでしまっていたに気づきもしなかった。

モコミ（小芝風花）が初めて反発した第二話のシーンはすごく良かったですね。自我を抑えきれずに初めて反発するモコミ（小芝風花）そして、娘の異変に驚くもあなたのためにしたことと譲らない華子　　（富田靖子）は打ちのめされてしまう。その時のお二人の涙はすごいんですけど、富田靖子さんの涙の間がすごいんです。

これから、良いお兄さんを演じていたが心の底では鬱屈した兄・俊祐役（工藤阿須加）が、どのようになっていくのか？壊れてしまうのか？また、モコミ（小芝風花）の恋の行方は？

モコミ～彼女ちょっとへんだけど～は見るべきドラマです