舞台 ロボット・イン・ザ・ガーデン

劇団四季 オリジナルミュージカル

今日は、京都劇場で劇団四季のミュージカル「ロボット・イン・ザ・ガーデン」を観劇してきました。

タイトルからなのかロボットが出てくるからなのか小さな子供さんもそこそこ見られました。残念ながら、小さなお子様には少し難しいかもしれないですね。是非、ご夫婦・結婚前のカップルに見て欲しい作品です。

感想は、すごく良かったです。

画像をシーンでベンが歌う曲なのですが、劇中3回歌いますがすごく素敵な曲なんです。未来に一歩踏み出したくなるそんな勇気と希望を与えてくれるような曲です。CD買えばよかった~

そして、何といってもロボット「タング」の表情が証明によって変わったり、旅をするうちに成長しているんです。見てくれと違ってすごく可愛いんです。タングは男女のふたりで操っているのですが、客席からお二人の顔が殆ど見えないようになっています。

タングと旅を続けるニート状態だったベンも一緒に成長していくんです。そして、旅の途中でタングの修理の為に究極の選択を迫られるベン。果たして二人の運命は・・・ラストは感動が待ってます。

あまり書いてしまうとネタバレしそうなのでここまでにしておきますね。

奥様エイミー役の鳥原みゆきさんも素敵でしたし、ベン役の田邊真也さんの優しそうな表情もピッタリ役に合っていました。

単なる人間とロボットの旅ではなく、見終わった後に、幸せな気分にさせてくれる作品です。夫婦とは何か?幸せとは何か?信頼とは何かを考えさせられる作品ですので、見た後に余韻に浸れる作品です。

素敵な作品をありがとうございました。

劇団四季HPより

ストーリー

アンドロイドが人間に代わって家事や仕事を行う、今からそう遠くない未来。
イギリスの田舎町に住むベンは両親を事故で失って以来、無気力な日々を過ごしていた。
妻・エイミーとの夫婦仲もうまくいかない。
そんなある日、庭に壊れかけのロボットが現れる。
「きみの名前は?」「…タング」
ロボットに不思議な魅力を感じ、ベンはあれこれと世話を焼く。
そんなベンに愛想を尽かし、ついに家を出て行くエイミー。
ショックを受けるベンだが、タングを修理するため旅に出ることを決意する。
アメリカ、そして日本へ。やがて、ある事実が明らかになる……。