QUEEN

スキャンダル専門弁護士QUEEN 検証

スキャンダル専門弁護士QUEEN 検証

低迷する視聴率の理由

『日本トップ映像クリエイターの関和亮監督と連続ドラマ初タッグを組み、天才トラブルシューターが女性の危機に立ち向かう姿を斬新な映像で描く、ノンストップ・エンターテインメント』という事で始まったスキャンダル専門弁護士QUEENですが、ふたを開ければ低視聴率に喘いでいます。

流れを無視して前触れなしのどんでん返し、後半の3分だけ見れば全てわかる作品の作り方に問題があるのではないでしょうか?

今週はの話を見てみると、鈴木法律事務所に新たに持ち込まれた危機管理の仕事は、大物小説家のパワハラ疑惑。依頼主は大物小説家・浮田千代子(真野響子

礼二(杉野遥亮)以外の秘書たちはパワハラを訴えて辞めてしまっていた。礼二(杉野遥亮)は千代子(真野響子)が秘書たちに厳しく当たるようになったのはここ最近で、本当は週刊誌で糾弾されるような人物ではなく、優しく穏やかな人だと擁護。

そして千代子(真野響子)と対面する 氷見(竹内結子)たちに、浮田(真野響子)はちゅうちょなく、あっさりと週刊誌の記事は事実だと認め、その上で、周囲の騒ぎをおさめて欲しいと氷見(竹内結子)たちに要請をする。

千代子(真野響子)は、礼二(杉野遥亮)の中に秘められた小説家としての可能性を認め、もしも自分が亡くなったら遺産は礼二(杉野遥亮)のような若い才能に使いたいと、氷見(竹内結子)たちにこぼす。

礼二(杉野遥亮)が不穏な動きをしていることを氷見(竹内結子)が察知し・・・。

そして、礼二(杉野遥亮)が元ホストで、出版社から送り込まれたスパイで、出版社にかなり有利な条件で千代子(真野響子)の小説が契約されていた。そんな中、突然、千代子(真野響子)が他界してしまう。財団を作って千代子(真野響子)の作品を守ろうと考えたパワハラで辞めてしまっていた秘書が集まり、インタビューに答える。

ここからが最後の3分です。
秘書たちに千代子(真野響子)の書斎の奥にしまっていた遺言書を見せる。その場所を教えてくれたのが礼二(杉野遥亮)だった。そして遺産は寄付されることになる。

元々は出版社から送り込まれたスパイだった礼二(杉野遥亮)だが、千代子(真野響子)は彼の文才を見出していて、スパイである事も承知していたとの事でしたね。

全く持って、話しについていけませんね。千代子(真野響子)のパワハラが嘘だったら分かりやすいのですが、本人が認めているわけだし、出版社から送り込まれたスパイだった事を開き直って話す礼二(杉野遥亮)が、心の底で千代子(真野響子)を慕ってた。これも氷見(竹内結子)の戦略だが、前置きなしで視聴者置いてきぼりの状態ですね。

これでは、お話になりません。脚本家は倉光泰子さん三浦駿斗さんみたいですね。話が高度すぎるのかも知れないですが、ドラマ常識外だと思いますがねぇ。皆さんはどう思われますか?